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2017年2月 3日 (金)

炭鉱鉄道の客車

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 1973/3 大夕張鉄道 南大夕張駅 No.5 スハニ6

 炭鉱鉄道の客車はその多くが国鉄から払い下げられた木造客車を自社で鋼体化したもので、2両と同じものはなく、みな複雑な変遷を経ていました。しかも元は優等車だった車体が多く、大夕張鉄道のスハニ6は美唄鉄道からきましたが、もとは国鉄のオロシ9216という2等と食堂の優等車で貴重な3軸ボギー台車でした。私の人生でも3軸ボギー車に乗ったのはこのスハニ6だけで、その特徴的なタンタンタンという3音のジョイント音は忘れられません。現在も南大夕張駅跡で保存されているので是非訪れてみたいと思っています。

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 1972/3 美唄鉄道 美唄 4号 オハフ8 

 美唄鉄道の客車もその歴史は興味深く、このオハフ8もオハフ61に似てますが、元はなんとオイですから1等車で、下回りを見るとトラス棒が木造客車のルーツを示しています。この他国鉄にはなかった17m級のシングルルーフという客車が数両いました。

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 さすがにこれらの客車の完成品の販売はないようですが、大夕張鉄道客車3両セット コンバージョンキットなるものを入手しました。

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 Nゲージの客車のコンバージョンキットというとエッチングのイメージだったのですが、開封してみると一瞬ペーパー製かと思いました。小学生の時に夢を膨らませたHO小高模型のペーパーキットを思い出しました。ペーパーの下はアクリル板でしたが、シルヘッダーといいハードルがとても高そうです...その点エッチング製は失敗しても何度も作り直せるので良いですね。

 さてこのスハニ6、オハ1、ナハ5の3両が完成するのはいつになるのでしょうか?!

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