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2017年2月 1日 (水)

釧網本線で探したレトロな建物

 昭和40年代の北海道イメージのレイアウトを作成するにあたって、ストラクチャーの参考になるような建物を探すことも今回の目的でした。釧網本線では北浜や藻琴駅の昔ながらの駅舎が有名ですが、釧路側にもなにかあるだろうと期待していたのですが...

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 2017/1/28 標茶駅

 昭和の時代の駅は保線区や機関区があちこちにあって、国鉄職員さん達のための建物が沢山ありました。羽目板造りという杉板を横に重ねて壁を作った建物はどこの駅にもあったものでした。
 今回釧網本線に行くにあたって北海道のそういった建物を撮ってこようと思ったのですが、なかなか見当たりませんでした。そもそも駅に人気がないです...
 標茶駅では罐に梯子をかけて給水作業をしていました。横には作業をしていた職員さん達が暖をとっていた建物がありました。

Dsc_6757_01
 2017/1/28 標茶駅

 今回釧網本線で唯一見たレトロな鉄道関連の建物でした。ストーブの煙突、せり出した物置小屋、樋のないトタンの屋根と昭和の北海道らしい建物です。
 鉄道関連ではそもそも人がいなくなって、建物のある必要がなくなって壊してしまったのでしょうか?? 

Dsc_6377_01
 2017/1/28 細岡駅

 鉄道の建物ではないですが、細岡駅横の細岡公民館です。かつては駅前に数軒の民家がありましたが、今は何もなく使われることがあるのでしょうか?一部改修してありますが、懐かしい造りです。
 今回思ったのはこのあたりでは民家を含めて古い建物が非常に少ないです。北海道ですから昔からの藁ぶきの屋根の豪農家はないですが、ことごとく新しい家になっています?!
 人が住まなくなった古い家はキツツキが穴をあけたり、雪の重みでつぶれたりして残らないのでしょうか? 

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 2013/9/28 日出谷駅俯瞰

 それに比べて磐越西線や只見線沿線の集落は昔ながらの立派な家が多いです。同じ雪国といってもやはり北海道の自然の厳しさでしょうか...
 
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