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2018年3月 6日 (火)

北しなの線の霜取り列車

 北しなの線には早朝に霜取り列車が運転されています。しなの鉄道HPの運用表や時刻表に載っていないので、寒くて車に戻り、撮りそびれている方も多いようなので...
 
 霜取り列車は下りが5時20分頃に黒姫駅に着きます。上りは黒姫駅5時52分の下りの始発と交換して黒姫駅を出ます。さらに6時39分頃に下りが来ます。この1往復半は回送扱いなので時刻表に載っていません。そして黒姫駅7時3分は通勤時間帯の唯一の営業運転の5両編成になり、7運用として運用表にも載っています。
 今年は3両編成が長野側のようで、7運用にスカ色が入っても妙高高原側にはしなの鉄道色の2両編成がついていますので注意が必要です。
 
 霜取り列車の魅力はなんといってもスパークでしょう。特に吹雪の後とか冷え込んだ朝、架線に氷が着く朝の一番列車がチャンスです。架線とパンタグラフの氷による接触不良から生じるものですから、どこでスパークするかはわからず、予想以上に輝くので写真も難しいですが、凍てつく朝になんとか撮れた時の満足感はひとしおです。
 
Dsc_4504_01
 2018/3/3 古間→黒姫 黒姫国道オーバークロス
 
 満月の下、下りの霜取り列車です。零下7度でもこのくらいスパークしました。明るすぎてゴーストが出てしまいました...
 
Dsc_4508_01
 2018/3/3 古間→黒姫 黒姫国道オーバークロス
 
 5両編成にしている意味は2パンタだと思いますが、なかなか2つのパンタグラフが同時にスパークすることはないです。せっかくのチャンスだったのですが、僅かなことでお尻が切れてしまいました...

Dsc_4510_01
 2018/3/3 古間→黒姫 黒姫国道オーバークロス
 
 満月に黒姫山のシルエットが。
 
Dsc_5091
 2018/3/4 黒姫→古間 黒姫国道オーバークロス
 
 上りの霜取列車です。夜明けが早くなりブルーアワーになりました。今年は3両編成が長野側です。
 
Dsc_9026
 2016/2/12 古間→黒姫 黒姫国道オーバークロス

 明けの明星の金星を撮るために露出を長くしてみました。黒姫山が浮かびあがります。一昨年は2両編成が長野側です。

Dsc_6311_01
 2017/1/22 古間→黒姫 黒姫国道オーバークロス
 
 これは霜取りでなくて営業運転の7運用ですが、昨年も2両編成が長野側です。
 
 5両編成は幹線らしくて絵になりますし、朝の面白い時間帯に走りますので、是非忘れずに撮ってください。

 さて、本日から岩手に出張なので暫くブログは休業になりそうです...

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