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2019年8月23日 (金)

新SL現役時代のアーカイブ(宗谷本線その6)

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 1973/3 宗谷本線 豊富駅 オハ31197 クリックすると大画像で見ることが出来ます
 
 豊富に来た目的は日曹炭鉱天塩鉱業所専用線でした。若番の9615が有名でしたが、72年夏に既に廃止となっていました。罐が残ってないかと思い来ましたが、9615をはじめみな保存され既に残っていませんでした。しかし転車台付近には17m級ダブルルーフのオハ31がいました。廃車から半年間で窓ガラスも一部喪失してますが、貫通ドアが塞がれていて、ダルマストーブとその煙突が2つつけられた以外はほぼ原形のオハ31です。価値からいえば9615と一緒に保存してくれてもよかったのではないかと...

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 1973/3 宗谷本線 豊富駅 オハ31197 クリックすると大画像で見ることが出来ます
 
 国鉄時代はオハ31196で日曹にきてからオハ31197になったそうです??我がNゲージの炭鉱鉄道にも入線させますが、KATOのオハ31は日本ではじめてのNゲージで、特徴的な端面下部のアンチクライマーがありませんね。そろそろリニューアルしてくれないかなぁ...
 向こうにはキ124がつながっています。9600の牽く石炭列車にぶら下がっている姿を見たかったものですが、ダブルルーフの客車はベンチレータが撤去された人吉のスハフ32しか見たことはなかったので、私にとっては貴重な写真です。

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 1973/3 宗谷本線 豊富駅 C5550 客321 クリックすると大画像で見ることが出来ます
 
 オハ31を撮るとすぐに先ほどの貨物列車とお隣の下沼駅で交換してきた客321が来ました。3月とはいえ17時半を過ぎておりかなり暗く、発車を撮ると上りの利尻まで4時間半豊富駅にいることになるので、残念ですがこのC55の牽く客車列車で稚内に向かいました。狭窓のスハフ32の最果ての鈍行列車は旅情溢れる列車でした。今考えると下沼駅のC55と9600の交換シーンも撮りたかったですね。今は車掌車が駅舎の棒線の駅になっていますが...
 C5550は20数年間旭川で活躍した罐で、74年秋に廃車になり小樽市総合博物館に保存されています。
 
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