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2020年5月 7日 (木)

新SL現役時代のアーカイブ(会津線その2)

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 1974/7/30 会津線 貨1390 C11254 桑原→上三寄 クリックすると大画像で見ることが出来ます  
 
 会津遠征も最後になりました。旧桑原駅はすり鉢の底状で両側に25‰の登りがありました。上り貨物はたぶん25‰の場所だと思いますが、どこだかわかりません。 ショボい写真ですがネガではわからなかったのですが、このC11は門鉄デフでC11254ですね。

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 1974/7/30 会津線 貨1390 C11254 桑原→上三寄 クリックすると大画像で見ることが出来ます  
 
 会津遠征の最後のシーンがC11254だったのは驚きです。46年後にわかりました。
 C11254も早岐から73年4月に会津若松に来た罐で、75年1月に廃車になり田島に保存されています。

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 1974/7/30 会津線 桑原駅  
 
 帰り道桑原駅でホームの片隅にあった給水タンクを撮っています。 桑原駅は無人駅でしたが25‰に備えてC11が給水していました。
 
 会津線も素晴らしい景色を沢山走るのですが、何故かこの1回しか訪れていません。三ヶ月後の10月末に会津線、只見線、磐越西線、日中線は揃って無煙化され会津若松の本州最後のC11もなくなりました。特に東北はどこにでもC11がいたのにこんなにあっという間に無煙化されるとは思いませんでした。広田駅の三菱製鋼の引き込み線に錆びたSLの列が並んでいたのはとても印象に残っています。
 そして80年には大川ダム建設に伴い、この旧桑原駅も廃止、第一大川橋りょうもダムの底に沈みました。87年に会津線は第三セクターの会津鉄道になりましたが、東武のC11が無火回送ではありましたが、会津線を走って会津若松に来たことは、今後の可能性を秘めた出来事でありました。
 真夏の会津遠征はさすがに煙も渋くあまり印象に残っていませんが、今こうして見ると見事に3日間でお立ち台を回っていました。30数年後に会津の地に住むようになるとは夢にも思っていなかったでしょう...

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