新SL現役時代のアーカイブ（山野線その１）

Ｍ-sanさまのコメントで撮影場所がわかりました。ありがとうございました。

　1973/12　吉松機関区　C12167　クリックすると大画像で見ることが出来ます

　山野線は長らくＣ５６が活躍していましたが、７３年には廃車がすすみ、かわりにＣ１２が７４年末の無煙化まで活躍しました。 
　Ｃ１２１６７は長らく加古川で活躍していた罐で、奈良を経由して７３年１１月に吉松に来て、７４年２月には南延岡に行き、７４年６月に廃車になり、現在は若桜鉄道にて圧縮空気で動態保存されています。吉松には僅か３ヶ月しかおらず、後任にははるばる小樽築港から２両のＣ１２が来ています。
　夕暮れにスローシャッターで撮ったのでしょうか、煙が流れいます。後ろにはＣ５７がいます。

　1973/12　山野線　菱刈→西菱刈　貨1490　C12167　クリックすると大画像で見ることが出来ます

　山野線は残念ながらＣ５６時代には訪れることはなく、この頃は３３‰のループ線の区間は既に貨物列車はなく、吉松から薩摩大口まで１往復の貨物列車が走っていました。菱刈駅の発車シーンです。

　1973/12　山野線　菱刈→西菱刈　貨1490　C12167　クリックすると大画像で見ることが出来ます

　４両のワムとワムフの短編成です。煙に朝日が当たります。

　1973/12　山野線　菱刈→西菱刈　貨1490　C12167　クリックすると大画像で見ることが出来ます

　駅進入の腕木式信号があります。 


　1973/12　山野線　菱刈→西菱刈　貨1490　C12167　クリックすると大画像で見ることが出来ます

　Ｃ５６とＣ１２は大好きだったので、１日１往復の列車でも撮りに来ていました。 

　1973/12　山野線　菱刈→西菱刈　貨1490　C12167　クリックすると大画像で見ることが出来ます

　九州のローカル線には比較的後期までＣ１２、Ｃ５６、８６２０等が活躍してしていました。 
　

　1973/12　山野線　菱刈→西菱刈　貨1490　C12167　クリックすると大画像で見ることが出来ます

　煙をたなびかせて走り去りました。後にも先にもこれ１回の撮影ですが、長閑な山野線のシーンでした。 この後は吉都線に向かいます。

　Ｍ-san様は列車の後ろに写る二本煙突の倉庫をGoogleストリートビューで見つけられて、場所を特定されたそうですが、感服いたしました。

　菱刈といえば２０年以上前になりますが、菱刈金山の見学で訪れたことがあります。既に山野線も廃止されていましたが、鉱山の地下水くみ上げで周辺の地盤沈下で道がガタガタになっているので驚いたのは覚えています。こんなところに品位では世界一を競う金山が眠っているとは夢にも思いませんでした。

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