変わりゆく我が家の川---森の保水力が失われて

2026/7/20 我が家 川 クリックすると大画像で見ることができます
我が家の前を流れる川の水が、ここ数年で目に見えて少なくなっています。以前は秋の雨の少ない時期を除けば、一年を通してそこそこの水量がありました。しかし数年前、この川の源流部にあたる国有林の杉がほぼ皆伐されてからは、森の保水力が大きく低下したのか、雨が止むとすぐに水量が減ってしまうようになりました。森林伐採によって流域の水の動きや土砂の流出が変化し、渓流環境が影響を受けることは各地でも報告されています。
以前はヤマメが泳ぎ、水草が揺れる清らかな川でしたが、今では魚が暮らせるほどの水量はなく、水草は泥をかぶって枯れ、川底にも泥が堆積するようになってしまいました。
一方で、その泥の多い環境がカワニナには好都合だったのか、今では「異常繁殖」と言ってもよいほど数が増えています。そのおかげでゲンジボタルも年々増え、夏の夜には美しい光景を見せてくれるようになりました。
それでも、このまま川の流れが細くなり続ければ、いずれは川そのものが枯れてしまうのではないかと心配しています。ヤマメが泳いでいた頃の豊かな流れを知っているだけに、この小さな川が再び命あふれる姿を取り戻してくれることを願わずにはいられません。
伐採された森の跡にはカラマツの苗が植えられましたが、豪雪のため多くは消えてしまいました。森が本来の保水力を取り戻すには、まだ長い年月が必要なのでしょう。それまでこの川が命をつなぎ続けてくれることを願うばかりです。
2022/11/19 伐採された国有林に植えられたカラ松の苗 クリックすると大画像で見ることが出来ます

2026/7/20 我が家 カワニナ クリックすると大画像で見ることができます
ホタルが舞う光景は嬉しいものの、このまま川の水が減り続ければ、そのホタルたちさえ住めなくなってしまうかもしれません。豊かな森と清らかな流れが戻り、この小さな川が再び命あふれる渓流になる日を願っています。
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