2017年2月15日 (水)

宗谷本線の風景

 釧網本線の細岡俯瞰のパノラマ写真に味をしめて、今回は3ヶ所でパノラマ写真を撮ってきました。なんせ手持ちの撮影なのでいい加減ですが、北の大地のパノラマは素晴らしいです。
 
Dsc_9346
 2017/2/12 抜海→南稚内 稚内大橋

 まずは北の果ての稚内の風景です。

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 2017/2/12 抜海→南稚内 稚内大橋
 
 稚内大橋からのパノラマ写真です。夏は一面のクマザサですが、冬は荒涼とした景色になります。木も少なくなり、北の果てのイメージです。
 
Dsc_8753
 2016/1/24 天塩中川→佐久 旧琴平駅手前 

 稚内から70kmちょっと南の天塩中川付近の平らな雪原が広がる場所です。

Photo_2
 2017/2/11 天塩中川→佐久 旧琴平駅手前 

 旧琴平駅手前のパノラマ写真です。雪原の向こうの小高い丘が良い感じです。木々の着雪の有無によってかなり印象がかわりますね。

Dsc_0198
 2017/2/12 蘭留→塩狩 塩狩峠俯瞰 

 稚内から170km南下した塩狩峠付近は常緑針葉樹も多くなり、木の密度が濃くなります。

Photo
 2017/2/12 蘭留→塩狩 塩狩峠俯瞰 

 塩狩峠俯瞰のパノラマ写真です。右手の蘭留跨線橋から塩狩駅方面まで俯瞰できます。

 同じ道北でも、海岸の近くか内陸か、北の果て稚内と塩狩ではかなり景色が違うことがわかりました。レイアウト作成時の勉強になります。
 列車ばかりを気にしていると気が付きませんが、北の大地の風景の素晴らしさを再認識しました。レイアウトの交換式背景にして気分をかえたいと思います。
 
 超横長のJPEGは環境によって見れないようで申し訳ありません...
 

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2017年2月 5日 (日)

パノラマ写真の背景パネル作成

Dsc_7754
 
 先日釧網本線に行って細岡俯瞰に登った時、素晴らしい風景に感動して手持ちですがパノラマ写真に撮ってきました。その写真を使ってレイアウトの背景パネルを作ってみました。
 
Dsc_7730
 
Dsc_7734
 
 プリンターがA4版なので20数枚を張りあわせることになりました。
  
Dsc_7737
 
 70mmで撮ったのでそれほど歪もなく、なんとか張り合わせることが出来ました。長さは270cm、高さ40cmです。
 
Dsc_7751
 
 パネルに張って背景として楽しめるようになりました。青空の色合いが少し違うし、継ぎ目が目立ちますが、釧路湿原の雰囲気でカバーです。 前に橋りょうを置いて撮ってみました。この景色は炭鉱鉄道にはアンマッチですね。来週の宗谷本線で撮ってきます。
 
Dsc_7759_2
 
 とりあえず雪景色の湿原を走る線路を作ってみたくなりました。あちこち手を出して収集がつかなくなってきました...
 
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2017年2月 1日 (水)

釧網本線で探したレトロな建物

 昭和40年代の北海道イメージのレイアウトを作成するにあたって、ストラクチャーの参考になるような建物を探すことも今回の目的でした。釧網本線では北浜や藻琴駅の昔ながらの駅舎が有名ですが、釧路側にもなにかあるだろうと期待していたのですが...

Dsc_6736
 2017/1/28 標茶駅

 昭和の時代の駅は保線区や機関区があちこちにあって、国鉄職員さん達のための建物が沢山ありました。羽目板造りという杉板を横に重ねて壁を作った建物はどこの駅にもあったものでした。
 今回釧網本線に行くにあたって北海道のそういった建物を撮ってこようと思ったのですが、なかなか見当たりませんでした。そもそも駅に人気がないです...
 標茶駅では罐に梯子をかけて給水作業をしていました。横には作業をしていた職員さん達が暖をとっていた建物がありました。

Dsc_6757_01
 2017/1/28 標茶駅

 今回釧網本線で唯一見たレトロな鉄道関連の建物でした。ストーブの煙突、せり出した物置小屋、樋のないトタンの屋根と昭和の北海道らしい建物です。
 鉄道関連ではそもそも人がいなくなって、建物のある必要がなくなって壊してしまったのでしょうか?? 

Dsc_6377_01
 2017/1/28 細岡駅

 鉄道の建物ではないですが、細岡駅横の細岡公民館です。かつては駅前に数軒の民家がありましたが、今は何もなく使われることがあるのでしょうか?一部改修してありますが、懐かしい造りです。
 今回思ったのはこのあたりでは民家を含めて古い建物が非常に少ないです。北海道ですから昔からの藁ぶきの屋根の豪農家はないですが、ことごとく新しい家になっています?!
 人が住まなくなった古い家はキツツキが穴をあけたり、雪の重みでつぶれたりして残らないのでしょうか? 

054
 2013/9/28 日出谷駅俯瞰

 それに比べて磐越西線や只見線沿線の集落は昔ながらの立派な家が多いです。同じ雪国といってもやはり北海道の自然の厳しさでしょうか...
 
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2017年1月26日 (木)

北海道らしさを求めて

 さて北海道版のレイアウトを製作するにあたって、北海道らしさを探求したいと思います。
 車両については北海道独自の密閉キャブや切り詰めデフをはじめ、2つ目の9600やC11など特徴ある車両がありますのであまり苦労はしません。レイアウトについてはよく勉強して北海道らしさを追求したいものです。
 
北海道の特徴を列挙してみると...
 
景色
・水田がない。
・牧場が広がりサイロがある。
・原野が広がる。
・クマザサが広がる。
・湿原が多い。
・杉はあまりない。
・炭鉱の風景。
 
駅関連
・島式ホームは少ない。
・原野に停車場がある。
・瓦屋根はなく、基本はトタンで雪止めがある。
・ストーブの煙突がある。
・ホームの屋根はホームからはみ出るぐらいまであり、柱が多い。
・雪に埋もれないよう屋根がついているものが多い。
・風雪の強い駅には防雪林がある。

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 2013/10/27 小沢駅

 かつては岩内線分岐駅で二つ目9600もいましたが今は見る影もありません。しかしこの 跨線橋だけはアルミサッシになったものの昔のままです。屋根の雪止めが特徴です。

Dsc_7990x
 2016/1/23 音威子府駅 

 豪雪地帯では雪がホームに落ちないよう屋根が大きく、柱も多いのが特徴です。

Dsc_8379
 2016/1/23 抜海駅 

 風雪の強い駅ではホームの北側に防雪林があります。  

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 2014/11/2 ニセコ→昆布 南西橋

 クマザサのシーンがいかにも北海道らしいです。
 
 この週末は釧網本線に遠征しますので、SLもさることながらこういった目で「北海道」を見てきたいと思います。
 
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2017年1月25日 (水)

給炭ホッパー8連結

Dsc_6352
 
 とうとうジオコレの給炭ホッパーが8連結になってしまいました。ちょうどセキ12両分になります。
 
Dsc_6362
 
 屋根と窓枠を少し削ってイモ付けしただけですが、8連で巨大なストラクチャーになりました。
 
Dsc_6359
 
 一度にセキ12両に石炭を落とすことができるようになったので、前後のスペースが不要になり若干駅構内が小さくなり、線路配置も少し変えてあります。 

_20141028_23
 1975/3 幌内線 幌内駅 59609

 あとはホッパーに石炭を運び込むコンベアーを作りこむ必要があります。
 
Dsc_6368

 このもともとの石炭を積み込むほうの施設を切り抜いて、コンベアーを覆う施設にするつもりだったのですが、この施設一体成型で切り抜きは難しそうでした...
 
Dsc_6367
 
 8つもこれが残りましたがどうしましょうか...
 
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2017年1月21日 (土)

参考書購入

Dsc_6155
 
 レイアウト製作のための参考書として2冊の本を購入しました。1冊目は「美唄鉄道」で、車両はもとより、線路配置、人、そして詳細な歴史が記録されていて、まさに美唄鉄道をモチーフとしてレイアウトを作成するにはうってつけの本でした。
 
Dsc_6156
 
 もう一冊が「三菱鉱業大夕張鉄道」です。こちらも美唄鉄道の兄弟鉄道であった大夕張鉄道の駅や車両、歴史がまとめられており、目から鱗の本です。この2つの鉄道は私にとっても特別な思いがあります。
 
 十数年前に発行されたこういった本が中古で手軽に購入できるアマゾンは本当に便利ですね。ついでにあのジオコレの石炭ホッパーも4つ買ってしまいました!鉄道模型は通信販売に手を出すと怖いですね..
 

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2017年1月20日 (金)

機関庫周辺

Dsc_6126
 
 転車台についてはカトーのものは単体だと大き過ぎましたが、接続線路を減らして構内に配置するとなんとかマッチしました。北海道ですから機関庫にも扉を作らなくてはいけないですね。 

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 1975/3 真谷地鉄道 真谷地

 真谷地にあった機関庫です。右手で雪に埋もれているのは倉庫になっている古典客車です。こういう物のイメージが大切ですね。

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 1975/3 真谷地鉄道 真谷地 22号

 どこの機関庫にも廃車になった罐が置いてありました。

_20141028_16
 1972/3 美唄鉄道 美唄 6号

 アッシュピットや石炭など生きた罐のいる機関区を作りたいものです。

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2017年1月19日 (木)

ホッパーの魅力

Dsc_6150
 
 ジオコレの給炭ホッパーを連結したホッパーです。これがなかったら鉱山鉄道を作ろうと思わなかったぐらいに重要なストラクチャーです。 

_20141028_8
 1973/3 大夕張鉄道 大夕張炭山駅

 大夕張炭山駅のホッパーをはじめ下部の脇は板で塞がれていたことが多いようですが、セキが見えなくなるのでこのままです!  

Dsc_6144_01
 
 Nゲージの世界でこんなシーンができるとは思いませんでした。
  
Dsc_6146
 
 このホッパーは2セットでセキ3両分にちょうどで、石炭を落とす口がちょうどセキ1両に2つになります。
 
Dsc_6108
 
 4つならべると圧倒するストラクチャーになります。奥は山裾の崖にして、へばりつくように配置します。石炭の供給はオリジナルは屋根のないコンベアーですが   トタンのコンベアーを覆う建物を作成する予定です。
 
 ここまで書いて新たな発見です!セキ6両分のホッパーでセキ12両に積み込む仮定だと線路の有効長はセキ18両分必要なのですが、これの倍のセキ12両分のホッパで一度に積み込みをすると有効長はセキ12両分ですみます!ジオコレの給炭ホッパーをあと4つ買わねばなりませんが...
 

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2017年1月18日 (水)

ホッパーのある終着駅の詳細決定

Dsc_6112
 
 ホッパーのある終着駅の構造は、外側から
 
  1番目の線路はホッパーです。奥にトラの置き場があります。
  2番目の線路はセキの留置線です。
  3番目の線路は2番線ホームです。
  4番目の線路は1番線ホーム、機回し線です。
  5番目の線路は機関区への引き込み線でトラ置き場です。
  6番目、7番目の線路は機関区兼DCの車庫です。
  8番目の線路は客車庫です。
  9、10番目の線路はワム等一般貨車の積み込みホームです。
  4、6、7番目の線路は転車台に繋がります。
  
 もともとは終着駅でなく、中間の交換駅だったのですが、先の区間が廃止されて終着駅になった想定です。
 ホームはもう少し長くしますが、客車2両分ぐらいにして、単行のDCと客車1両の混合列車が停まれるだけの長さにします。朝夕の客車の通勤列車はホームに入り切りません。
 
Dsc_6117
 
 ホームに降りたお客さんは機回し線をまたいで駅舎に行くことになります。
 駅前にはバス、タクシー会社、旅館、雑貨屋等が並ぶ予定です。 
 
 こんな想定で線路配置を考えてみました。懐かしい炭鉱鉄道の夢が広がります!
 
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2017年1月17日 (火)

ホッパーのある終着駅線路配置(案)

Dsc_6109_01
  
 いよいよホッパーのある終着駅の線路配置の検討を開始しました。
 
Dsc_6093
 
 10年以上前にオークションで手に入れた大量の中古のカトーのユニトラックを引きずり出してみました。レイアウトに使っていた線路のようで加工もしてありますがなんとか使えそうです。しかし段ボール箱4箱いっぱいもあったのを忘れてました。日焼けしている線路もあり、まだらになっていますが、バラストや雪をまけば関係なくなるでしょう。
 当初は炭鉱鉄道は本線、支線の下のローカル線イメージだったのですが、こうして並べてみると2mを超える大きな構内となってしまいました。
 ホッパーはセキ6両分なので、セキ12両編成だとホッパーの前後に6両分のスペースが必要なので、結局セキ18両分の有効長が必要になり、本線で想定している客車7両編成より長くなってしまいました。かといってセキ6両編成では閉山間近な鉱山とはいえあまりに寂しい編成になってしまいます。
 ホッパーの右は山裾の崖にして中に本線、支線の周回線を隠す予定です。
 
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